阿波踊りでは一つの踊りのグループの事を「連」または「輦」と言う。

阿波踊りでは一つの踊りのグループの事を「連」または「輦」(どちらも読みは「れん」)と言う。
徳島県には有名連と呼ばれる連が多数あり、主に各協会などに所属している連が多い。もちろんいずれの協会にも属していない連もある。大抵の徳島県民には個人個人に贔屓の連があり、「あっこの連がええ」とか「ほらやっぱりここの連やろ」といった具合に話題になることもある。

こうした有名連以外にも踊りが好きな者同士が集まって結成した連、企業が企業名を売り込む目的で結成した企業連、大学のサークルなどで結成した大学連、気の合う仲間で結成した連、商店街で結成した連等、徳島県内には大小さまざまの数多くの連が存在する。

殆どの連は先頭に連名を書いた巨大な提灯を掲げて浴衣などに名前を入れて踊っている(よって、当然提灯係のような者も毎年選定されている)。また徳島県外には徳島県出身者が主体となって結成した連もあり、関西を本拠地とする阿波踊りの連の中には徳島県出身者が始めたものが多い。

基本的に「連長」「副連長」からなる幹部から結成されているが、踊りの良し悪しはあまり関係していないらしい。また演舞場まわりは基本的に連長が決めるものであるが、殆どの場合当日までどこの演舞場で踊るのかといった詳細ルートに関しては有料の演舞場や選抜踊り以外は全く決まっていないことも多いために当日になって移動中に踊り披露となったり、時間の空いた演舞場へ急遽飛び入りということも少なくない。

近年は阿波踊り期間中のお昼に郷土文化会館で行われる、「選抜阿波踊り」が有料で行われている。徳島市阿波おどり振興協会と徳島県阿波踊り協会の2協会から日替わりで毎日それぞれ3連ずつ出演し、舞台用の阿波踊りショーを魅せている。舞台なので光の演出などで街中とはまた違う楽しみがある。館内なので暑さもしのげる。暗くするので足元に注意。

徳島の阿波踊りには以上にみてきたような連が1000組(うち企業連が350前後)にも上るほど参加し、さらに街頭での参加者まで含めれば総参加者数は10万人にも上るといわれている。

2006年に徳島市の阿波踊りに参加した連の数は960であった。景気の回復によりそごうや三菱東京UFJ銀行等、復活する企業連が増えた。また、2007年には幸福の科学のような宗教団体の結成した連も一部では見られた。2008年は1000連、2009年は980連と報道にて集計。


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